家計と運用

家計毎年ボーナスの時期になると多くの金融機関などでは金融商品の販売キャンペーンを繰り広げます。一定額以上を積み立てたり、あるいは投資信託などと組み合わせたりすると定期預金の金利が優遇されたり、あるいは投資信託の購入時にかかる手数料が割引かれたり無料になったりと各金融機関では家庭の家計をターゲットとしたキャンペーンを行なっています。たしかに魅力的な金融商品もあるのですが、運用実績を確認しないで手数料を引かれて投資信託を選んだり、優遇を受けるために預金額を増やしたりと本来の目的以外の運用になり、逆に家計を圧迫することになっては本末転倒というものです。投資に回す額や運用の目的をはっきりさせて金融商品を選択しましょう。3年以上運用できるお金があれば、元本割のリスクもありますが、相対的に高い収益を得られる可能性もある株式などで運用を検討するのもひとつの方法です。使う時期が近いお金は安全性の高い金融商品に預ける必要があり、運用できる期間によっては金融商品の選び方も違ってきます。余剰資金であっても家計の運用には大切なので慎重さが大切です。

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